祖父母と住んでいた京都の家

京都市下京区で育ったmasaです。
去年、生まれ育った家が売れました。
こんな古い家なんて誰が買うのだろう・・・なんて思っていたのに、あれよあれよと言う間に売れてしまいました。作りは京都らし〜い古い感じなのです。いわゆる京町家ってやつです。
家の入口から玄関までが細い路地のようになっていて、通りから奥まったところに玄関があって、家の中も押入れの中に細い階段があって二階に行けたり、トイレや風呂は一瞬家の外を通ったり・・・だれがこんな作りを考えたんだろうと思うような家です。

売れてしまうと寂しいものです。育った家なので、なんだかんだ家族との想い出や成長の過程があり、もどれるものなら戻りたいですが、失ってからわかるものなのですね、こういう感情は(涙)

売れたあとの話ですが、どうもこの京町家づくりは今は人気で、外国人用の宿泊施設になったりもするようですね。外国人にとってはホテルは空きがそもそも少なく満室だったり、人気だから料金がつり上がってしまってかなり高価な宿泊料になっているのだとか。

それにひきかえ、家ごと借りるなら、何人でもというか少々の人数であれば雑魚寝もできるし、家であれば荷物を置いて出かけるのも便利ですよね。
それでもって京都らしい趣のある京町家なら、外国人は喜んで宿泊しますね。冬になるととっても寒いのを知っているのでしょうか(笑)

僕は近所のマンションに移り住み、こじんまりと生活を再スタートしています。
今年の冬は寒さを辛抱しなくてよさそうですw